クルマの安全技術


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ここまで考えられています!

意外と知られていないクルマの安全技術


自動車の安全技術で有名なのが、今や軽自動車にも普及が拡大している「自動ブレーキシステム」ですね。
しかしクルマには、ほかにも、あらゆる危険に備えた開発が次々となされているんです。その一部をご紹介いたします。


例えば、ドライバーの身を守るシートベルト。現在、ほぼすべての車に装着されている「プリテンショナー付きシートベルト」ですが、その役割はあまり知られていないかと思います。
これは、自動車の衝突時に、瞬時ににシートベルトの帯を巻き取り、シートに体を密着させる装置のことで、衝突によって乗員の外への飛び出しを防止する効果があります。また、勢いよく開くエアバッグの衝撃も緩和します。


しかし、、シートベルトは、約3トンの荷重にも耐えられる強力なベルト。強い力で体を引き込む際、鎖骨や肋骨を痛めてしまう可能性もあります。そこで存在するのが、「フォースリミッター(別称:ロードリミッター)」という機構です。
これは、衝突時、シートベルトの拘束力を一定レベルに保ちながらも、少しだけ緩める装置のこと。この少しの緩みが胸部の衝撃を和らげてくれ、乗員を守ってくれるのです。
強さと優しさの両面で守ってくれるシートベルト。乗る側の気の緩みで、装着し忘れのないようにしたいですね。


また、エアバッグは、今や運転席と助手席は標準装備になりつつあります。エアバッグの種類はほかに、「サイドエアバッグ」「カーテンエアバッグ」「ニーエアバッグ」などがあり、全方向からの衝撃に耐えられるよう商品開発が進められています。
現行車の中には、9つものエアバッグを装着する車種もあるんですよ。


歩行者側から見て安全なのは、ボディの作り方。ぶつかったとき、歩行者の足に衝撃を与えるバンパー部分や、はね上げた歩行者の頭がぶつかる可能性が高いボンネットを柔らかくする「歩行者傷害軽減ボディ」は、最近になって研究開発が 進められています。


また、ボルボが独自で開発したのは、「アルコガード」というというアルコール検知システム。
エンジンを作動するには、ワイヤレスのハンドセットに息を吹き込む必要があり、吹き込んだ息は分析され、クルマの電子制御システムに送信されます。血中アルコール濃度が「緑」「黄色」「赤」の3段階の光でフィードバックされるシステムで、アルコール濃度が1リットルあたり0.2g以上だと「赤」信号となり、エンジンがかからない仕組みなんです。


「飲んだら乗らない」はユーザーのモラルですが、「飲んだら乗せない」技術の開発も進んでるんですね。


メーカーごとに進歩の違いはあれど、自動車開発に取り組むすべての会社が、利用者やその周囲の安全に目を向けてく
れています。ドライバーの私たちも自分たちにできる安全対策を行い、ひとつでも事故が減らせるといいですね。


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