昨今、健康志向が高まり、自転車通勤やロードバイクを趣味にする人たちが増えているそうです。また、幼稚園の送り迎えをするママさんや、ちょっとそこまでの買い物など、自転車が生活の必需品だという方は多いでしょう。
しかし、学科や実技試験が必要な自動車と違い、気軽に乗れるからこそ、自転車の交通ルールやマナーは、まだまだ浸透していないと言えます。今回は、そんな自転車の交通ルールについてお話しさせていただきます。
自転車は、「軽車両」の一種。車道通行と、自動車同様、左側通行が義務付けられています。これはマナーではなく道路交通法で定められており、違反すると、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が求められる場合があります。
このような場合は歩道を走ることができます。ただし、歩道はあくまで歩行者優先。車道寄りを徐行しましょう。ベルを鳴らして歩行者に道を空けてもらったり、スピードを落とさず歩行者を追い越したりするはルール違反です。
これ以外にも、13未満の子どもが自転車に乗る場合、ヘルメットを着用させるのは保護者の責任です。刑罰こそありませんが、守っていきたいルールですね。
皆さんが知っているルールはいくつあったでしょうか?
最近は自転車レーンを設ける車道も増えており、自転車が快適に走るための整備も進んでいます。運転する側も、きちんとした安全知識を持っていたいですね。