多様化する自動車教習所!その最新の取り組みとは
ほっとコラムタイトル

多様化する自動車教習所!その最新の取り組みとは

もうすぐ学生さんは夏休みの季節。この季節になると毎年、運転免許取得のための合宿や、教習所に通い始める人が増えてきます。「若者の車離れ」と言われている昨今ですが、コロナ禍により、その状況は少し変わってきています。学校ではオンライン授業化が進み、仕事においてもリモートワークが活発化。これにより、空いた時間を趣味に使う人が増えたほか、3密を避ける移動手段として、クルマが注目されたことなどにより、新たに運転免許を取りに教習所へ通う人が増加したというのです。今現在の自動車教習所、最新の取り組みをご紹介したいと思います。

学科教習のオンライン化

2020年12月、警察庁から、指定自動車教習所の学科教習をオンラインで行えるとする通達が発出しました。この授業は「ライプ配信方式」もしくは「録画配信方式」によるもので、後者の場合は、教習終了後に質疑応答の機会も確保されているとの こと。教習生のなりすましなどを防止するための個人識別の措置も万全だそうです。
今まで時間がとれずに免許取得を諦めていた方、また密を避けたい方にとっては嬉しいシステムですね。

教習車の多様化

近年では、輸入車を教習車として採用する学校も増えてきました。技能試験で使用できる使用車は、乗車人数や全長、全幅など細かく法律で定められていますが、これらの基準値を満たしていればどんな車種でもOK。輸入車の人気が高まっていることや、生徒の家のクルマが輸入車というケースも増え、ニーズも多いそう。輸入車での教習を楽しみに入校されるかたもいるそうです。

教習内容の最新化

親御さん世代の教習通学が20万円前後だったのに対し、今は30万円ほどの料金というところも。この価格差にびっくりしている方もいらっしゃるかもしれません。でもその理由は「技能教習時間」が増えたことにあるそうです。
1998年の法改正により、路上教習(応用走行)の必須時間が大幅に増えた上、自主経路走行、駐停車教習(実際の道路での駐停車練習)、高速教習(実際に高速道路を走る)、観察学習(実際の道路での指導員の運転を見学)、危険予測とディスガyション教習(教習生同士で互いの運転について討論)などのプログラムも加わったそう。
また、学科教習も、AED(自動体外式除細動器)の使い方講座、応急救護処置教習を実習込みで3時間実施。そのための最新設備も導入されています。 より安全に運転技術が学べるようになっている現在。命を預ける運転技術を最初にしつかり学べるようになっています。

(番外編)将来的にはA1(人工知能)を使った教習もあるかも!?

すでに中国では導入され、日本でも機械の開発が行われています。模範的な運転モデルを基準とし、運転者の走行位置や加速度、車間距離、右折や左折時の目線による安全確認など、一連の動作が適切であったかをAlが判断する仕組み。日本での実用化はまだ先ですが、ゆくゆくはこんな教習所も出てくるかもしれません。
変化していく時代に合わせ、教習所も多様化しています。お近くの教習所の取り組みも調べてみてはいかがでしょうか。