車検は何年ごとに受ける必要がある?
車を公道で運転するためには、車検を必ず受ける必要があります。車検は正式名称を「自動車検査登録制度」といい、法律で義務付けられています。車検には費用がかかるため、車の所有者にとっては維持費の一部として大きな負担となることがあります。しかし、車検には車を常に良好な状態に保ち、故障を未然に防ぐ役割もあるため、とても大切な検査です。このコラムでは、車検を受ける期間や、車検を受ける際に注意すべきポイントについて解説します。
■車検は何年ごとに受ける必要がある?
車検の受ける頻度は、国土交通省が定めた道路運送車両法によって決まっています。車の種類や用途によって異なりますが、ここでは主に自家用車の場合を説明します。
・新車の場合
新車の自家用車は、登録後3年目に最初の車検を受け、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。このルールは軽自動車や250ccを超える小型二輪車にも適用されます。また、乗用車でもレンタカーとして使用される場合、最初の車検は2年目、それ以降は毎年受ける必要があります。1995年の制度改正以前は、登録から10年以上経過した自家用車は毎年車検を受ける必要がありましたが、現在は2年ごとになっています。
・中古車の場合
中古車は「車検あり」と「車検なし」の2種類に分かれます。「車検あり」は、車検の有効期限が残っている車で、購入後すぐに公道を走ることができますが、車検の期限が近い場合は早めに車検を受ける必要があります。一方、「車検なし」は車検の有効期限が切れているため、そのままでは走行できず、車検を通してから公道を走る必要があります。
■車検の満了日はどのように確認する?
車検の満了日を知るためには、車検証(自動車検査証)または車検シール(検査標章)を確認しましょう。車検証の左下には「有効期間が満了する日」が記載されている部分があり、ここで満了日を確認できます。車検証は運転中に常に携行する必要があります。
また、車検シールはフロントガラスの中央上部に貼られていることが多く、車検を通過するたびに新しいシールに交換します。シールの表側(車外側)には車検の満了年月が、裏側(車内側)には満了の具体的な日付が記されています。
■次回の車検までに注意する点
次の車検を迎えるまでに、必要な書類がきちんと保管されているか、そして定期的なメンテナンスが適切に行われているかを確認することが重要です。
以下に、それぞれのポイントについて詳しく説明します。
・必要書類の保管状況
車検を依頼する時に必要な書類は、車検証、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書(または軽自動車税納税証明書)の3つです。車検証をなくした場合は、普通車なら運輸支局、軽自動車なら軽自動車検査協会で再発行の手続きを行います。自賠責保険証明書は、有効期限内のものを持参する必要があり、紛失した場合は加入している保険会社に連絡して再発行を依頼しましょう。自動車税や軽自動車税の納税証明書は、5月頃に届く振込用紙で納税した際の半券が証明書となりますので、車検まで大切に保管してください。紛失した場合は、自動車税事務所で再発行の手続きを行ってください。
・定期的なメンテナンスの実施
日常的に車を使っている場合や走行距離が多い場合、2年ごとの車検だけでは不十分です。定期的に法定点検や定期点検を受けましょう。法定点検は罰則はありませんが、12ヶ月ごとに行うことが義務付けられています。特に、ブレーキパッドやタイヤなどの消耗品は、安全運転に直結するため、定期的に点検し交換が必要です。さらに、定期的にメンテナンスを行うことで、車検の際に問題が発見されにくくなり、結果的に車検費用の節約につながることもあります。
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自家用車の車検は、新車の場合は登録から3年目に初めて受け、その後は2年ごとに行う必要があります。車検は、安全に車を使い続けるために欠かせない検査ですが、日常的なメンテナンスも重要です。車検だけでなく、普段からしっかりと車の状態をチェックしておくことで、安全な走行を維持できます。
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