バッテリーの種類
こんにちは、
はじめまして、駒ヶ根店整備の金原です。
今回はバッテリーについてご説明したいと思います。
バッテリーはエンジンをかけるセルモーターを回したり、エアコン、カーナビ、ドライブレコーダーなどなど電装品に電力を供給する大切なパーツです。
そんなバッテリー、みなさんは自動車のバッテリーには大きくわけて5種類もあることをご存知ですか?
一般的に「開栓型」「ドライ」「メンテナンスフリー」「アイドリングストップ専用」「ハイブリッド車用補機バッテリー」があります。
それでは1つずつ説明していきます。
1 開栓型バッテリー
多くのクルマに使用されている一般的なタイプ。
長く使用すると内部のバッテリー液(希硫酸)が蒸発により減っていくので、定期的な点検が必要。
昔はよくバッテリー液が不足したままだと、破裂し火災に…。
現在では昔と比べて駅が減りにくくなっています。
バッテリーの寿命は3~5年です。
2 ドライバッテリー
通常のバッテリーがバッテリー液の中に電極(金属)が浸されているのに対し、ドライバッテリーは電極にバッテリー液が染み込むように充填され、セル(小部屋)ごと密閉されています。
イメージとしては強力な充電式乾電池のようなものです。
高価ではあるが、軽量な点がメリットなのでレーシングカーによく利用されます。
3 メンテナンスフリーバッテリー
名前の通りメンテナンス(点検)不要。
バッテリー液の減りがほとんどないのです。
最近主流で輸入車や高性能車、ハイブリッドカーやEVによく使用されています。
4 アイドリングストップ車用
停車時にエンジンを停止し、燃費向上と排ガスの排出量を抑えるアイドリングストップ車のバッテリーです。
エンジン始動のたびに電力を必要とするため、バッテリーの電力消費は多くなりがちです。
一般タイプよりお値段が少し高め。
5 ハイブリッド車用 補機バッテリー
ハイブリッド車にはモーターを駆動させる「走行用バッテリー」と、電装品を管理する「補機バッテリー」の2種類が搭載されています。
「補機バッテリー」はガソリン車のバッテリーに相当する役割をするもの。
通常のバッテリーと比較して大容量で、価格も高めです。
通常バッテリー以上にバッテリー上がりを起こすと劣化するので注意が必要です。
ひとくちに”バッテリー”といっても機能や特徴がありますので、交換する際はご自身のクルマに合ったものを選びましょう。
今回の記事はあくまでも参考にしてください。
自動車の乗り方によって、バッテリーの寿命も変化します。
ドライブレコーダーやデイライトなどさまざまな用品がありますが、それらがクルマに搭載されるとバッテリーの負担も増します。
電気は目に見えませんので、バッテリー点検のみならず、日常の定期点検をご自身で行うことをお勧めします。
困ったらいつでもご来店・ご相談してください。
ありがとうございました。