
車の点検はどれくらいの頻度で行えば良いの?
こんにちは、伊那店整備の正木です。
今回は車の点検の種類や方法について解説します!
車の点検には大きく分けて、定期点検と日常点検があります。
定期点検
定期点検は、法定点検とも呼ばれるもので、法律で実施することが義務付けられています。自家乗用車の場合は12ヵ月点検と24ヵ月点検があり、それぞれ1年ごとの頻度と2年ごとの頻度で実施する必要があります。その他にトラック、バス、タクシー、レンタカーなどには3ヵ月点検や6ヵ月点検などもあります。
定期点検は法律で実施が定められているものの、行わなかった場合の罰則規定はありません。
日常点検
日常点検とは、その名の通り、ユーザーが日常的に実施する点検のことです。
頻度や時期は特に定められておらず、ユーザーが車の状態に応じて自分で決めることになっています。

車に安全に乗っていくためには、定期点検だけではなく、日常点検も適切な頻度で実施することが大切です。日常点検は、目安として月一回くらいの頻度で行うのがおすすめです。
以下の項目をチェックしましょう。
- 1. ウィンドウォッシャー液の量
- 2. ブレーキ液の量
- 3. バッテリー液の量
- 4. 冷却水の量
- 5. エンジンオイルの量
- 6. タイヤの空気圧(スペアタイヤを含む)
- 7. タイヤの亀裂、損傷および異常な摩耗
- 8. タイヤの溝の深さ
- 9. ランプ類の点灯・点滅、レンズの汚れ・損傷
- 10. ブレーキペダルの踏みしろとブレーキの効き具合
- 11. パーキングブレーキレバーの引きしろ
- 12. ウィンドウォッシャーの噴射状態
- 13. ワイパーの拭き取りの状態
- 14. エンジンのかかり具合および異音
- 15. エンジンの低速と加速の状態
1~5はエンジンルームを覗いて点検し、6~9は車の周囲をまわって確認します。10~15は運転席に座って点検してください。
特に、タイヤやブレーキパッド、バッテリーなどの消耗品は、しっかり点検していればトラブルが起きないうちに交換できます。
安心してドライブするために皆さん実施してみてくださいね!