灯油ホームタンク施工事例

今年も秋らしい気候を感じることもなく、「夏からいきなり冬！」な信州ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、サザンポートみのわセルフSSの北原です。

今回は北部燃料油配送センターも兼ねております当店から、灯油ホームタンクの施工についてご紹介させていただきます。

ご家庭の灯油ホームタンクは設置からどのくらい経っていますか？

おかげさまでこの数か月、複数のお客様から灯油ホームタンクのご注文をいただき、施工させていただきました。

今年の11月に施工したご家庭の灯油ホームタンクです。
どちらも40年選手です！(長く使い過ぎです…)
長くても20年～25年が使用の限界と感じます。
中からは「サビ」「水」が大量に…　ヒドイ状態でした(泣)

「サビ」「水」が大量にあるタンクは写真のように「直配管」が大変多いのです。
「サビ」「水」がそのままボイラー・暖房器に送油されてしまい、「ボイラーがすぐ調子悪くなる」「ファンヒーターがすぐダメになる」などの原因でもあります。

弊社の施工するタンクはストレーナバルブ付き！(小出しバルブはオプションです)

燃焼機器への「サビ」「水」の混入を防ぎます。

先日の辰野町のお客様の施工例です。
お使いになられていたのは先程のような古い大きなタンクで、私1人で施工しましたので少し大変でした。

さて、この銅管(配管)のグルグルと螺旋状にした部分、実は意味があってやっています。地震などで揺れた時・傾いた時の余剰はもちろんのこと、振動を吸収し、空気が溜まるのを防ぎ、遠心力で灯油がより流れやすくしています。
一升瓶を逆さまにして水を出す時に、そのまま出すより瓶を回しながらの方が遠心力でより流れやすいのと同じイメージです。
この螺旋を縦方向に巻いてしまう業者を見かけますが、逆効果で良くない施工です。
良い施工のためには良い業者選びも重要ですね。

次に燃料高騰で心配な灯油の盗難！
最近も被害に遭われたお客様からのご用命がありました。
当店施工のバルブカバーとキャップカバーです。
小出し口のバルブカバーはバルブの閉め忘れも防げる便利な製品です。
注）100％盗難防止を保証するものではございません。

ところで、ホームタンクは西日が当たる場所に設置してはいけません。

西日に当たったホームタンクが、日が沈んで急激に冷えて結露でタンク内に水分が発生するのですが、これが水が溜まる最大の原因となります。

先程の螺旋状にした配管の施工と転倒防止の脚部固定は各市町村の火災予防条例で定められてる場合が殆どですので、しっかり対策したいですね。

灯油ホームタンクのご用命は事前にお見積・日程調整・設置場所などの打ち合わせが必要となりますので、オートパル上伊那の各燃料油配送センター・各サービスステーションにお問い合わせください。

いよいよ信州は本格的な冬を迎えます。皆様お体ご自愛下さいませ。
またお会いしましょう。