ゲームマーケット2024春に行ってきました
お世話になります。フラワーロード駒ヶ岳SSの青木です。
皆さんはお好きですか? ゲーム。
私はTVゲームが好きですが、電源を使わないアナログゲーム、ボードゲームも大好きです。殆どが人間同士のコミュニケーションを軸にして進むため、また違った面白さがあります。コンピューターが自動でやってくれる部分も人の手でやるので、手間のかかる所もありますが、それも一つの醍醐味なのです。
先のゴールデンウィークに東京で開催されたボードゲームの祭典「ゲームマーケット2024春」に行ってきました。
今回はそのレポートと、戦利品で友人達と実際に遊んできた話です。
当日、日帰り旅だったので早朝から高速バスに乗り込み東京へ。
会場は多くの人で溢れていましたが、年齢層に偏りなく老若男女がイベントを楽しんでいるようでした。小さい子連れのファミリーや、海外のファンも目につきます。
ちなみにボードゲームの本場はドイツで、件の感染症から家の中でできる遊びとして間口が広がりました。
垣根なく誰もが楽しめるというのは素晴らしいことですね。
ゲームマーケットは大手メーカーの商品だけでなく、商業目的ではない有志のサークルが作った作品にも触れることができますが、マーダーミステリーはひと際多く出展されているように感じました。
ボードゲームにもジャンルは様々ありますが、今熱いのは、この“マーダーミステリー”でしょうか。
マーダーとは殺害するという意味です。物騒な名前ですが簡単にいえば、参加者は殺人事件が起きたというシナリオのもと犯人役や探偵役となり、会話形式で物語を進めていきます。その中で嘘や違和感を見抜く、犯人は追及をかわし、隠し通す。
さながらミステリー小説や刑事ドラマ、名探偵や事件簿な漫画の登場人物のような体験ができるパーティゲームです。
こちらが戦利品の一例です。
ゲーム以外にも、プレイマットやサイコロなどの周辺アイテムも買いました。
新作の先行販売の列に並んで買った物や、残念ながら手に入らなかった物もありました!
今回ゲームと同じかそれ以上に欲しかったものはサイコロ(ダイス)です。サイコロはただ振るだけの物ではなく可愛らしいデザインのものもありまして、例えば上の2つは12種類の誕生石と誕生花をテーマにしたダイスです。
1月:ガーネットとカーネーション
4月:ダイヤモンドと桜
自分の誕生月の物を使ったり、共通の趣味の友達に贈るのもいいかもですね。
「せっかく買ったなら遊ぼうよ」ということで、後日一緒にイベントへ行った友人や、かつての同級生と集まって卓を囲みました。
問題の模様と同じように組み立てる紙のパズル。
砂時計が落ちる前に組み立てると得点が貰え、それを競います。
同じジャンルでは“ウボンゴ”はとても有名ですよね。
こちらは打って変わって皆で協力してクリアを目指すゲーム。
全員の手札には、難題とそれに対抗する手段のカードがランダムに配られます。ですが自分が何のカードを持っているか周りに伝える事はできません。限られた会話と情報から、周りを助けるか、自分が難題のカードを出して助けて貰うか選んで行きます。
皆で難題を出してしまうとゲームオーバーになるかも?闇雲に助け舟のカードを出すと次に来る難題への対抗手段を失ってしまうかも?そんなゲームです。
ちなみに今回の会場はカラオケボックスでした。場所を取るゲームも多く気兼ねなく声も出せる場所となると、毎回場所探しには難儀します。おかしい、田舎には土地が余っているはずでは……。
当たり前ですがボードゲームは一人用でない限りは相手がいなければ遊べません。
今の時代娯楽は何でもありますが、わざわざ場所を見繕って面子を揃えて遊ぶというのはそれ自体が得難い時間であると思います。集まってくれるのが付き合いの長い友達であれば尚更です。
最近は上伊那の書店や量販店にもボードゲームコーナーを見かける事が増えてきました。興味があったらお手に取ってみるのはいかがでしょうか。
家族や友人と何気ない雑談や近況報告に花を咲かせながら、サイコロがどこに転がるか楽しむ、なんて。なかなか悪くないでしょう?