キーパーコーティング検定1級のプロが教える洗車の基本
「キレイに乗るってやっぱりカッコイイ」
こんにちは。本社燃料課の桒澤(くわざわ)です。
突然ですが私が働くガソリンスタンドで人気のカーコーティング(クリスタルキーパー)を施工した車を見たお客様が言っていました。
確かに車はキレイなだけで何倍もカッコイイし、気持ちがいいですよね!
スタンドには洗車機による洗車や手洗い洗車など車をキレイにするために連日多くのお客様がご来店されますが、
今回はキーパーコーティングのプロショップ認定を受けている当店で、洗車をする際に心がけている基本的なポイントを紹介したいと思います。
ご自分で洗車をする時にも参考にしていただけると嬉しいです。
目次
1. たくさん水をかけて洗う
車についている汚れの中には砂や鉄粉などの硬いものを含んでいることがあり、そのまま擦ってしまうと大切なお車のボディーにキズを付けてしまう場合があります。
ですからホースなどでたくさんの水をかけて汚れを流してから洗い始めることは非常に大切です。
特にホイールハウスやボディー下部には土汚れが付きやすく、冬場は塩カルも付いて錆の原因にもなるのでしっかり洗い流しましょう!
2. シャンプーをモコモコに泡立てる
水だけで洗うよりもシャンプーをしっかり泡立ててから洗うことで泡がクッションのように汚れを包んで傷を防いでくれます。
当店ではシャンプーを泡立てて噴射するムースガンを使用していますが、自宅で洗う時にはバケツなどに入れてかき混ぜ、柔らかいスポンジやムートンモップなどを使うことで同じようにモコモコな泡で洗うことができます。
3. パネル(部位)ごとに区切って隅々まで洗う
洗い残しが無いようにボンネットやドア・フェンダー・バンパーのなどの部位ごとにパネルを決めて隅々まで洗います。
ルーフにも普段気づかない汚れがついていることが多いので、背の高い車でも脚立を使って肩幅くらいの間隔で4~6パネルに区切って洗うと無駄な動きが少なく楽に洗えます。(脚立を使う場合はシャンプーや水が下に垂れたり、濡れると滑りやすくなるので最初にルーフを洗うことをお奨めします)
4. 拭き上げも忘れずに
しっかり汚れとシャンプーを水で洗い流したらタオルやセーヌを使って水滴を拭き取ります。セーヌは絞れば何度も水を吸ってくれるので便利ですよね。
当店の洗車機で洗車したお客様の中にも「走って帰れば乾くよ」と言って軽快にお帰りになる方もいますが、水滴を拭き取らずに乾いてしまうと水の中に含まれるミネラルがガラスやボディーに固着して取れなくなる事があります(水シミ・ウォータースポットの原因)。
一度できてしまったウォータースポットは専用の液剤や研磨などの手間をかけなければ取ることができないので、拭き上げは欠かせません!
これは強い日差しが当たる場所で洗車する場合も同じで、夏場は日差しが弱い午前中や屋根下で洗うなどの工夫が必要です。反対に雨が降っている日はあまり洗車をする人が少ないですが雨にはミネラルがほとんど入っていないので雨の日に洗車機などで洗車した後は拭き上げ無しで済むのでズク無しには嬉しいですよね(笑)
5. さいごに
いかがでしたか?今回紹介した内容は基本ですから既に知っている情報もあったかと思います。
その他に「取れない汚れがある」「洗車やコーティングに関して聞きたい事がある」といった場合には、お気軽に当店「東部中央SS(高遠町)」までお越しください!きっとお客様のカーライフのお役に立てると思います。