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実際に事故も!給油時の静電気の危険性

2021年11月15日

空気が乾燥する季節ですね。本社燃料課の桒澤(くわざわ)です。
最近、歳のせいか「バチッ」とくる静電気が余計に気になるようになってきました(;´Д`)

日頃からよくある静電気の「バチッ」

ガソリンスタンドで起きるととても危険です。
過去には、セルフのガソリンスタンドで静電気による事故がありました。

給油をする際、静電気除去パットに触れずに給油キャップを回したところ、給油口の金属蓋に放電、発生した火花に給油口から出てきたガソリンの引火性蒸気に引火した、という事故です。
このような事故は珍しくはなく、私たちの身近でも起こりえます。

では、何故静電気で火災事故が起こるのか、事故を起こさない安全な給油手順ご説明します。

1. なぜ事故が起きるか

車を運転している間や降りる際にシートと衣類が擦れることで帯電しやすい状況にあり、金属等に触れるまで放電の機会がありません。

ガソリンは揮発性が高く、揮発した気体は目に見えませんが、引火点は-40℃以下で、常温でも静電気が原因で出火する危険があります。

2. 事故の予防方法

スタンドでは引火性蒸気の発生や滞留を抑える設計はされていますが、給油をする以上、引火性蒸気を「ゼロ」にする事はできません。
静電気をいかに逃がすかが大切です。
セルフスタンドにある「静電気除去パッド」見たことありますよね。

このパネルに触れることで、静電気を逃がすことができます。

給油口を触る前に、静電気除去パッドに触って下さいね。
この季節、手袋をしたまま静電気除去パットに触れても静電気を十分に除去できませので、必ず手袋を外して静電気除去パットに触れてくださいね。

携帯電話の使用も禁止されています。
携帯電話内部の基盤で発生する火花で、火が付く事があるようです。

3. スタンドの店員が気を付けていること

ガソリンをはじめとする危険物を普段から扱う私たちガソリンスタンドの店員が静電気除去シートに触れずに給油することを見かけることがあるかもしれません。
それは帯電しにくい素材で作られた指定のユニフォームを着用し、靴は発生した静電気を地面に逃がしやすい素材になっているからで、けしてガソリンの危険性を軽視しているわけではありません‼

また監視業務をしていると小さなお子さんと一緒に給油をしようとするお客様をお見かけすることがあります。
複数名が給油作業を交代することで静電気除去パットに触っていない方が作業する危険性があるのはもちろんですが、特に小さなお子さんは吹き返したガソリンが顔にかかるなど取り返しのつかない事故に繋がる危険があります。
実際に給油中、あふれたガソリンが子供の頭部から全身にかけて掛かり、負傷した事故例は他県で発生しています。
このような事故が起きないようにスタンド店員は外での待機や監視カメラを通してお客様の安全な給油を見守っています。

4. 最後に

ガソリンや静電気の危険性について少しご理解いただけたのではないでしょうか??
しかしながら危険性ばかりお伝えすると「セルフ給油は恐いから嫌だ」と思われる方もいらっしゃると思います。

先程説明しました静電気も多くの場合は、車を降りる際にドアやボディーに触る際に放出されますし、給油設備に書かれている順番で操作していただければ安全で簡単に給油する事ができます!

それでも不安なお客様や操作説明を読むのが面倒くさいと言う方はお気軽にスタッフまでお声がけください。喜んでお手伝いをさせていただきます。

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