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車検切れの車は罰金になる?

2024年04月23日

伊那市にある【オートパル上伊那】です。

今回は車検切れの車についてご紹介いたします。

車検切れの車は罰金の対象になる?

車検切れでも罰金が課されるわけではない

所有している車が車検を通過していない場合でも、自宅のガレージや公認の駐車場に保管している限り、罰則の対象にはなりません。ただし、車検が切れている間も自動車税や自動車重量税の納税義務は残ります。もし車にかかる税金の支払いを停止したい場合は、車を一時抹消登録する必要があります。これは運輸支局で行うことができ、手続きにはナンバープレートの返納が必要ですが、後で再登録すれば新しいナンバープレートを取得できます。

罰金の適用されるケース

通常、新車の初回車検は3年後、それ以降の車検は2年ごとに必要です。この車検期間を過ぎた状態で公道を走行したり、公道上に駐車したりすると、道路運送車両法に違反し、罰金や懲役の対象となります。

自賠責保険の重要性

車検と共に更新される自賠責保険は、通常車検期間とほぼ同じかそれよりも1ヶ月長い期間で契約されます。車検切れの車は自賠責保険も期限切れである可能性が高いため、これが切れている状態で運転すると、自動車損害賠償保障法違反に問われることがあります。万が一、保険未加入の状態で交通事故を起こした場合、対人補償の保険金は支払われず、全ての賠償金を加害者が負担することになるため、非常に高額な金額を支払うリスクがあります。自賠責保険の保証額は傷害事故で最大120万円、死亡事故では最大3,000万円、後遺障害事故では最大4,000万円です。

車検および自賠責保険切れによる罰則

車検期限切れで公道を使用した場合の罰則

車検期限が過ぎている状態で公道を使用すると、最大で6ヶ月の懲役又は30万円までの罰金が課されます。この罰則は、車検の有効期限が切れている車両を公道上で運転した場合に適用されます。

自賠責保険未加入車の運転に対する罰則

自賠責保険が切れている状態で車を公道で運転した場合、最大で1年の懲役または50万円以下の罰金が科されることがあります。この罰則は、保険の有効期限を超えて車を使用した際に発生します。

車検と自賠責保険が両方切れている場合の重罰

もし車検と自賠責保険の両方が期限切れである状態で公道を運転した場合、より重い罰則が適用され、最大で1年6ヶ月の懲役又は80万円までの罰金が課されます。この罰則は、複数の法律違反が重なるため、より厳しく設定されています。

罰金以外の罰則はどのようなものがある?

車

違反点数の加算

無車検または無保険状態で公道を利用した際には、交通違反として扱われ、違反者の運転免許に6点が加算されます。この点数は、道路交通法に基づく重大な違反行為とみなされます。

運転免許の停止や取り消し

無車検で公道を運転することは、違反の程度に応じて30日から90日の運転免許停止処分を受ける可能性があります。車検と自賠責保険が同時に切れている場合、処分はさらに重くなり、最大で90日間の免許停止が科されます。また、運転者が過去に交通違反を繰り返している場合、免許の取り消しも考慮されることがあります。違反者の過去の前歴は、1年間無違反を保つことで減少させることが可能です。

逮捕の可能性

車検切れの車を運転している場合、通常は罰金またはその他の罰則が適用されますが、悪質な事例では逮捕される可能性もあります。例えば、車検切れが長期にわたる、または意図的に繰り返し違反を行っている場合など、行為が特に重大と判断された際には、刑事罰の対象となりえます。

車検切れの車の適切な対処方法

仮ナンバーによる移動方法

車検切れの車を車検施設まで運転する際には、仮ナンバーを取得することが必須です。この仮ナンバーは、一時的に公道を利用するために発行されるもので、赤い斜線が特徴的なナンバープレートです。申請は市町村の役所や運輸支局で行い、自賠責保険証、車検証、身分証明書が必要です。仮ナンバーは通常3日から5日の間有効で、指定されたルート以外の走行は認められていません。有効期間内に車検を完了できなければ、仮ナンバーを返却後に再申請が必要です。

引き取り納車サービスの利用

車検場への移動が困難な場合は、引き取り納車サービスを利用することが推奨されます。多くの車検店では、車検切れの車を直接引き取り、車検場まで運んでくれるサービスを提供しています。ただし、このサービスを利用する際は、車検切れの状態をあらかじめ店に通知し、サービスが利用可能かを確認する必要があります。

廃車の手続き

車をこれ以上使用する意向がない場合は、廃車とする選択肢もあります。廃車にするためには、車を解体場に持ち込み、解体手続きを進める必要があります。仮ナンバーを取得して車を自力で解体場まで運転する場合も、事前に必要な手続きを済ませる必要があります。解体が完了した後は、運輸支局や軽自動車検査協会で永久抹消登録を行い、不要になったナンバープレートを返納します。

車の売却検討

予算の都合上、車検の更新が困難な場合は、車を売却することも検討できます。車の売却前には自賠責保険の更新や自動車税の納付を行う必要があり、これらが完了していないと買取が困難になる可能性があるため、事前の準備が重要です。

まとめ

車検が切れてしまった車は、公道を走ることができませんので、お店に車を持って行く際には仮のナンバープレートの取得が必要となります。車検に関して質問や見積もりが必要な場合は、豊富な経験を持つスタッフがいるオートパル上伊那にぜひお問い合わせください。

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